傷の跡も残る
もう若くないので傷の跡が残ります。
吹き出物の後も。
あんまりなんにもうまくいかない。
たぶんそれはきっと私が甘えているからなんだけど。
こうしている間にどんどん年を取って
若さがなくなった私には何が残るかと考えるとぞっとします。
何も残りません。
初めて夜行で地元に帰って夜行で帰ってくるというプレイをしてみたのだけど
割にイケる。
金曜日は風邪がＭＡＸでフラフラしていたのだけど気合と根性で
夜行バスで帰って、フラフラなので実家で寝てた。
夜行バスは寝ている間に移動できるのでＧＯＯＤ。
帰りも夜行で帰ってきた。
夜行バスは寝ている間に移動できるのでＧＯＯＤ。
しかも往復合わせても新幹線と同じぐらいってヤバくな～い？
体調がいい時ならベストな選択かも。
弟が台湾から帰ってきていて
一緒に来来亭にいったり七小福という映画をみたりした。
風邪でヤられていたので葱をトッピングした。
葱うまい。
うまから葱。
弟はいま広東語にハマっているようで
七小福で気になる発音は繰り返してみていた。
私と違って熱心なヤツだ。
奨学金もGETしたらしい、熱心なヤツだ。
京劇を見に行きたいなあ。
弟は中華文化に興味があるのだけれども
母親は英語を勉強させたいのでそこに亀裂はある。
私は好きにしとけばいいと思う。
けれども英語は現代のラテン語なので勉強して損はないと思う。
腑に落ちていなかった。
ただ、弟は素直ないい性格なので
私と一緒にブエノスアイレスを一緒に見たり
天使の涙を一緒に見たりしてくれる。
その時に私はどうでもいいけどきっと役に立つと思うから見ておけと伝えた。
そうしたらば、最近、私が弟に伝えておいた
俳優さんをインターネットの大海で見かけたらしい。
そうゆうのを教養っていうんだと思う。知識の引き出し。
教養はあって損はしない。教育もあって損はしない。
それに木曜日に私は好きな男の子に振られた。
私と一緒にいられる自信がない、とのこと。
それはなぜかというと私がしきりに会いたいとか言ってたから。
でも一時帰国したら会ってくれると。
よくわからない。
木曜日の次の金曜日は仕事だし、風邪気味だしで散々だった。
３年間どろどろに煮詰めた思いも、いつものまにか昇華されてしまうものなのだろうか。
実に切ない。
それに私はそんなに悲しくない。
なぜだろう。
そんな気がしていたのだろうか。
そうかもしれない。
木曜日のこともあるし、夜行で帰ってきた今日は午前中は洗濯をして寝ていた。
体力は回復した。
口内炎も治りかけだ。
夜行で帰ってくると家事ができるのでいい。
午後はノジェスで指輪を二つ、パパっとかってコンパした。
最近、ゆびわに目がない。
つい先週も指輪をかった。
なにかキラキラしたもので自分を埋めたい。
思い返せば、中・高校生と私はなにもなかった。
愛の才能がきっとないのだ。
キラキラしたものを今さら詰め込みたくって
大人になった今、金銭と引き換えに手に入れられるキラキラで埋める。
愛の才能がある人はもう好きな人と一緒になっている。
愛の才能がある人はキラキラしたものは好きな人に買ってもらう。
それが愛の才能がある人のスタンダート。
一人で旅行したりする部類の人間は愛の才能はない。
コンパはイマイチだった。
もうコンパでさえもうまくできない。
もう終わった。
なんにもない。
代謝の悪くなった体は虫刺されの跡でさえ残るというのに。
